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屋久島・宮之浦岳縦走記  このエントリをはてなブックマークに登録 

[ 2010年01月21日 | 屋久島・宮之浦岳縦走記 はコメントを受け付けていません。 | 1 Trackbackk ]


縦走記(6日目)

7時起床、今日は縦走の予備日だったので、夕方までに安房に向かえばよい。

とは言うものの栗生はあまり見るところが無いようなので、早めに安房に向かい、荷物を置いて散策しようと思っていた。

朝食は安房で摂るつもりなので、朝食は抜いてテントを撤収する。このとき気づいたが、テントの外側に沢山のアリが付いていた。よく見ると隣のテーブルの下にはアリ用の殺虫剤が置かれている。夕べは気が付かなかったが、ここはアリさんのテリトリーだったようだ。

とりあえずテントを持ち上げて念入りにアリを落とす。このまま再び地面に置いて畳むとまたアリが付く恐れがあったので、隣のテーブルの上で畳む。

6日目スタート
【07時50分】

8時30分の栗生橋発のバスに合わせてキャンプ場を後にする。

メヒルギの群生地
【08時11分】

バス停の前の川沿いの道を入って5分程のところにメヒルギ(マングローブ)の群生地があるというので、まだ時間があるのを確認して行ってみる。確かにマングローブ林があるが、最初見た感想は
「えっ、これだけ?」

であった。テニスコート1面程度の広さのところにまだらに背の低いメヒルギが群生しているだけだった。

メヒルギの碑
【08時12分】

どう考えてもあと数年したら無くなってしまうんじゃないだろうかと、心配になった。ゆっくりと見たかったが思っていたのより大したことが無かったのとバスの時間があるので数分でここを引き上げる。

ハマボウ
【08時13分】

メヒルギの近くにハマボウの花が咲いていた。

バス停に戻るとすでにバスが来ていて、運転手が降りてタバコを吸っていた。安房まで行くことを確認してバスに乗り込む。誰も乗っていないバスの中は冷房が聞いていて快適だった。定刻にバスは発車する。乗客は自分ひとりだった。

1時間ほどで安房に到着。とりあえず荷物をどうにかしなければならないと思い、

日陰
【09時38分】

安房の街中はひっそりしていて、あまり人を見ない。車もあまり通らない。

そんな中「TAIYO」と書かれた塔の影に二人の人が座っていた。恐らくパチンコ屋の駐車場なのか、広いところで細長い影の中に二人の人影を見たときはちょっとビックリした。暑いから日陰に入るのはいいとしても、よりによって細長い塔の細長い影に入ることは無いと思う。当然この影は動いていく訳だが、それと一緒にこの二人は動いていくのだろうか?

屋久どん
【09時47分】

予定していたキャンプ場。安房港のすぐ隣なので場所はすぐに見つかったが、風が強い。山岳用のテントなので、入り口の向きさえ間違わなければ吹き飛ばされることは無いと思うが、設営が大変そうだなと思い宿に泊まることに変更する。

まだ、時間が早いけど事情を話せば荷物ぐらいは預かってくれるだろうと、とりあえずに宿を探す。一応観光地なので、看板や標識に宿の情報が出ていた。その中で素泊まり一泊3500円という宿の看板を見つけ、そこに決定、看板に書かれている矢印の方へひたすら歩く。思っていたより遠い、港からどんどん山の方に上っていく30分以上歩き続けてやっと着いた。普通の民家のようだ。ほんとにここか? と思いながら玄関の呼び鈴を押してみる・・・。押してみる・・・。何の応答も無い。あれ? やってないのか? 宿の前にあった看板に電話番号が書かれているので、そこにかけてみる
「この番号はお客様のご都合により現在停止しております」

と、無情なアナウンスが流れた。一泊5000円というところは結構あるが、そんな金額は出せない。とりあえず町の中をさまよってみることにした。そのうちどこか見つかるだろうと・・・。

宿は所々にあることはあるが、どうもぴんと来るものが無いので、ひたすら町内を歩く。それにしてもあまり人を見かけない。悪い言い方をすればゴーストタウンのようだ。一度安房のバス停に近くにあった、観光案内所に行ってみる。そこで安房の宿の地図をもらう。その中からめぼしそうな所をピックアップしてそこに行ってみるが、どういうわけか地図にはあるが実際に行ったら見つかんない所や、イメージと著しく違う所など、なかなか宿が決まらなかったが、何気に昔は賑やかな商店街を思わせる路地に入ってみた。

安房
【12時21分】

安房の街中。街路樹のパームツリー(?)が南国っぽい。それにしても、車がほとんど通らない。これが普通なのか???

そこで目に飛び込んできたのは銘峯館一泊素泊まり2500円という文字だった。安い。よしここにしよう。と思ったけどまだ11時30分、普通はチェックインには早いよなと思いつつも、せめて荷物だけでも預かって貰いたくて入り口の戸を開け
「すみませーん」

と声をかけてみる。また何の返事も無い。数回声をかけたが、何も応答が無いので、屋久島流に入り口の張り紙に携帯番号が書かれているので、そこにTelしてみる。数回のコールの後、今度は出た。今夜一泊したい旨を告げると、何時頃到着するのか? と聞いてきたので、今、前にいます。 と答えると、じゃあそこで待っててすぐに行くから。と電話を切る。それから数分後バンに乗った女の人が宿の前までやってきた。とりあえずすぐに部屋には入れるらしい。案内されて2階の奥の部屋に案内された。それほど広くは無いが寝るだけと考えると十分な部屋だった。エアコンも装備してあったが、リモコンは電池切れのため使えなかった。あと夜の8時を過ぎて部屋の明かりを点けているとシロアリが入ってくる恐れがあるので注意してくれと言っていた。そしてお金を先払いで払い。近くにお土産を買う所は無いかと聞いたら、割引券があるところがあるよと一軒のお土産屋を紹介してくれた。それどころか車の中の荷物を玄関に運んでくれたら、お土産やまで車で送ってくれるという。断る理由なんてないので、木の台のような物を運び。車で送って貰いことになった。車の中の話でその女将さんは登山ガイドもやっていると言っていた。今回自分が歩いたコースを説明したり、山の話で盛り上がった。でも、やはり初心者の無理な山行はくれぐれもしないで欲しいと言っていた。そういう人が多いみたいだ。テレビ等で縄文杉等は簡単に行けるように放送しているせいで気軽に来て怪我をしてしまう人が後を絶たないらしい。だから自分のような山の経験のある人が、気軽な所じゃないよと回りに伝えて欲しいと言っていた。また、昔は漁業が盛んだったころはこの町も栄えていたが、今はめっきり寂しくなったと言っていた。5分程でお土産屋さんに到着した。車を降り際に割引券をどこで手に入れたかを聞かれたら、
「たかさんに貰った」

と答えろと言われた。

町の中には殆ど人はいなかったが、ましてや観光客らしい人影もほとんど見なかったが、ここのお土産屋の中には観光客風の人が5~6人いた。自分も適当にお土産を買い帰路に着く。(うわさの焼酎の三岳を一本購入)

早く宿に戻ってシャワーを浴びてゆっくりしたかったが、お菓子と飲み物を買いにスーパーに寄る。ビールとおつまみ、それとお菓子、飲み物を購入。ついでに夕食用の弁当を購入。ほんとうは外で食べたかったけど、町中を徘徊したときにほとんど食事のできる所は無かったことと、とりあえずベッドに横になりたいという欲求から。もうこのまま帰ったらシャワーを浴びて夜までゴロゴロすることに決定した。そうと決まればさっさと帰ろうと思ったけど、同じスーパー内にラーメン屋(麺屋 琉誠)が入っていたので、味は期待しなかったけど朝から何も食べていないので、ここで屋久島ラーメンを注文。わりと早く出てきて一口、
「美味い」

期待していなかっただけに予想を大いに裏切る美味さだった。確実にベスト5に入ることは間違いないだろう。後で知ったことだが、全国のラーメン屋で修行した人が屋久島に戻ってお店を開いたらしい。ちなみにこのお店は宮之浦にもあるらしい。

十分に満足してスーパーを出ようとしたらお土産屋も隣接していることに気づいて寄ってみる。品物自体はさきほどのお土産屋と一緒だったので、店内を一周して再び三岳を一本購入して宿に戻った。

銘峯館
【13時19分】

銘峯館。飛び込みで入った宿だったが、当たりだった。

今日の寝床
【16時23分】

久しぶりの布団だ~!

30分ほど休んでシャワーを浴びてあとはゴロゴロしていた。

夕方になり夕食を食べて再びゴロゴロ。明日が早いので8時にはベッドに入った。

クーラーがあるので付けている時は快適だけど、スイッチを切ると高温多湿な気候な為かものすごく蒸し暑い。ちゃんとリモコンが効けばスリープが使えるけど、壊れているので、一晩中クーラーを入れておくわけにも行かないので寝るときはスイッチを切るしかない。でも切ると暑い。なので一度思いっきり温度を下げて温度が上がる前に寝てしまおうという作戦に出た。まぁ、うまくいってウトウトしかけた時に、窓の外から土砂降りの音がしてきた。

明日は大丈夫かな? テントを濡らさなくてよかった。と思いつつ就寝。

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