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登山用コッヘル(クッカー)について4/5(バーナー一体型編)  このエントリをはてなブックマークに登録 

[ 2010年10月17日 | No Comment | 0 Trackbackk ]


今回紹介するコッヘル(クッカー)は以前にも「登山用ストーブ(バーナー)について」で鍋付きバーナーとして紹介していましたが、今回はあくまで鍋としての使いかってを見てみたいと思います。

とは言うものの、実際は「登山用ストーブ(バーナー)について」と重複することが多いとは思いますが、ご了承下さい。

JETBOIL

JETBOIL最近はかなり有名になりましたね。また、今年にはフルモデルチェンジもされてさらに使いかっては良くなっているみたいです。しかし、私の持っているモデルは最初に出たモデルなので、ゴトク(普通の鍋も使えるようになる)とスタビライザー(ガス缶の下に取り付けて安定性を増すもの)は付いていませんでした。その後のマイナーチェンジでゴトク、スタビライザーが付き、今回のフルモデルチェンジとなっています。正直新しいモデルが気にならないわけではないですが、まだ大きな不具合は発生していないので、しばらくはこのまま使い続けると思います。しかし、下のフタの部分は通常カップにもなるのですが、ヒビが入ってしまっているためにカップとしては使用していません。

JETBOIL前置きはこの位にして、鍋としてJETBOILを見てみたいと思います。まず、お湯を沸かすものとして見た場合は、1リッターの水を数分で沸かすことが出来ます(鍋の裏に付いているフィンが熱効率を上げている)。まぁ、それが一番の売りなので、当たり前といえば当たり前ですが、単純にお湯を沸かすものとして見た場合はかなりの高性能と言えます。しかし、通常のバーナーで使えないのはマイナス点かな? とも思いますが、そもそもこの鍋を別のバーナーで使うことも無いと思います。せっかく高性能のバーナーとセットになっているのだし、鍋の中にキッチリとガス缶とバーナーが収納できて非常に便利に出来ているのでこのままで使用したほうが良いでしょう。ただ、ひとつ不満があるとすれば少々重いですね。単純にお湯を沸かすだけならばチタンのケトルに小さなバーナーとガス缶だけならば約半分の重さになります。確かにそれだとお湯が沸く時間が少々かかってしまいますが、JETBOILで3分で沸くとすれば、ケトル&バーナーだと5分程度なのでその違いは通常の山登りではごく僅かだと思います。なので、実際に私自身もお湯を沸かすだけならばあえてJETBOILではなくてケトル&バーナーを選択することもあります。しかし、逆にJETBOILを選択することもあります。JETBOILを選択するときは主に富士登山時と秋、冬、春の日帰り山行の時はJETBOILを持って行くことがほとんどです。単純にサッと準備できてすぐにお湯が沸き、サッと片付けられるからです。このJETBOILはすぐにお湯が沸くというメリットの他に私自身の感想では収納がすぐに出来る、というメリットがあります。通常は鍋やケトルが冷えてからでないと収納できませんが、このJETBOILは熱いままでもすぐに収納出来ます。鍋自体にネオプレンが巻いてありますし、底のフィンの部分はカバーが付くし、バーナーは鍋の中に収納できるので、熱いままでもサッとしまえてすぐにザックに入れられます。もっとも、実際はケトル&バーナーでも食事をしている間には冷めるので問題無いと言えば問題無いですが・・・。

次に、料理を作る鍋として考えてみたいと思いますが、実は私はこのJETBOILは湯沸し専用になっているので、これで料理をしたことがありません・・・。ラーメンさえも作ったことがありません。なので、ここからはあくまで想像の域を出ませんが、私自身が思ったことを書きたいと思います。

ハッキリ言ってこのJETBOILで料理はしにくいと思います。通常、山での料理は作った鍋がそのままお椀やどんぶりになることが多いですが、このJETBOILは縦に長いので底の方にあるものが取りにくそうです。洗う時も手を奥まで突っ込まなくてはならないので洗いにくそうです。また、鍋の内側は特に焦げ付き防止の為のコーティングがしているようには見えません。私は湯沸し専用としてしか使用していないので焦げ付きやすさに関しては何とも言えないでが焦げ付くときは焦げ付きそうです。そう考えると湯沸し専用として使用するのが一番無難な気もしないではないですが、逆に湯沸し専用とするには少々高価だな、という気もしないではないです。こう書いている内に自分でも何でJETBOILを使っているんだろうという気になってきましたが、やはり一番は使い易いから使っているのだと思います。これからもJETBOILでお湯を沸かして山頂でカップ麺を食べるのはやめられないと思います。

イワタニ・プリムス イータパワー・EFトレイル

イワタニ・プリムス イータパワー・EFトレイル上で紹介したJETBOILとは裏腹に、この「イータパワー・EFトレイル」は鳴り物入りで登場したのにもかかわらず、イマイチ売れていないんじゃないかと思います。雑誌によってはJETBOILのライバルとして紹介しているようなこともありましたが、確かに「バーナー付き鍋」ということでは同じジャンルかもしれませんが、実際の使う場面はまったく違うような気がします。「JETBOIL」はあくまで個人で使用するものですが、この「イータパワー・EFトレイル」は個人山行で持ち運ぶには大きく、重すぎると思います。最低でも2~3人以上で使うものだと思います。特に寒い時期に山頂で鍋パーティーをしているグループを見かけることがありますが、通常の家庭用のカートリッジコンロと土鍋などを持ち上げていたりします。そういう人たちにはお薦めできると思いますが、そもそも山頂で鍋パーティーをするグループでしたら、やはり少々重くても土鍋を使いたいと思います。

また、山登りではなくキャンプで使用するのもいいかもしれませんが、そもそもキャンプは通常車で行くことが多いので、大きさや重さは関係なくなります。そう考えると最近、流行りのダッチオーブンを持って行くほうがよりキャンプっぽい気もしないでは無いです。というようなことを考えていると一体メーカーはこれをどういう風に使って欲しいと思っているのだろうか? と疑問に思ってしまいます。もっとも、そもそもこれは海外で開発されたようなので日本のアウトドア事情は考えていないかもしれませんね。なので、日本のアウトドアではちょっと使いづらいんじゃないかな? というのが私の今のところの感想です。

イワタニ・プリムス イータパワー・EFトレイル イワタニ・プリムス イータパワー・EFトレイル

これも単純に鍋として考えた場合・・・、基本的に他のバーナーで使用出来ない(これもJETBOIL同様、鍋の裏にフィンが付いている)のでセットとして考えるのが現実的ですね。もっとも無理やり他のバーナーにセット出来ないこともないようですが安定性と熱効率を考えればセットで使用した方が良さそうです。鍋自体は把手が取り外し式なのでちょっと扱いづらいですが、内側には焦げ付き防止のコーティングもしてありますし、なにより大きいので2~3人くらいで使用するには丁度良い大きさだと思います。しかし、いかんせん大きくて重いので通常の山行で使用するのはあまり現実的ではないと思います。よっぽど料理にこだわっている人には大きさと重さを厭わなければお薦めできますが・・・。


次回は、色々と紆余曲折を経てたどり着いた自分で「基本セット」と呼んでいる通常一泊以上の山行で使用しているコッヘルの組み合わせについて書きたいと思っています。


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