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登山用水筒について5/5(サーモス編)  このエントリをはてなブックマークに登録 

[ 2010年07月17日 | No Comment | 0 Trackbackk ]


今回は水筒編最後のサーモス編です。最近はあまり聞かなくなっていますが、山では保冷・保温の出来る水筒(魔法瓶)の事をテルモスと言うこともあります。なので山屋的に言うとテルモス編ということですね。普通に言うと魔法瓶編と言った方がいいのかな? でも私の持っているテルモスは全てサーモス社製ですので、あえてサーモス編としました。

サーモス ステンレススリムボトル(0.5L)

サーモス ステンレススリムボトル(0.5L)私が最初に買ったテルモスです。このサーモスのステンレススリムボトルは山登りをする方にも人気があるようで「山専ボトル」が出るまでは使っていたという人も多いでしょう。

保冷・保温機能があるので、私の場合は8月の低山登山や寒い時期のテント泊などで使用していました。特に寒い時期の夜などはシュラフに潜っていても寒いです。そんな時はこのテルモスに熱湯を入れて、湯たんぽのようにシュラフの中に入れて一緒に寝ていることもあります。もちろん暑い時期は氷をたくさん入れてタオルで巻いておけば、8月の炎天下の中でも、昼過ぎくらいまでは氷も溶けずに冷たいものを飲むことができます。私は春や秋などはあまり使いませんが、冬や夏は大活躍です。

しかし、以前南アルプスの甲斐駒ヶ岳を登ったときに、北沢駒仙小屋にテントを置いてサブザックでピストンしていたら、帰りの甲斐駒ヶ岳から駒津峰に至る稜線上の岩場でサブザックのサイドポケットにいれていたこのテルモスが、何かの拍子で落ちていったことがありました。両側が谷になっているようなところなので、一瞬、あ~! もう駄目だ! と思いましたが、運良くカランコロンと転がって稜線上で止まってくれました。ほっと胸を撫で下ろし登ってきた岩場をもう一度降りて、テルモスを見たら、いくつかの傷と凹みが確認出来ましたが、特に中のものが漏れているような気配は無かったのでラッキーでした。その後、サブザックの小さなサイドポケットにこのような重量物を入れていた自分の馬鹿さ加減に呆れると共に、今度は絶対に落とさないぞとサブザックの中にしまいました。

そんなことがあってしばらくして、再びこのテルモスを使う機会があり、その時は寒い時期のテント泊で前述の通り、寝る前に熱湯を入れて、一緒にシュラフに潜り込んで一緒に寝たのですが、翌朝起きてみるとテルモスはキンキンに冷たくなっていました。以前ならば、寝る前に熱湯を入れて一緒にシュラフに入っていれば、翌朝起きたときは熱湯ではないもののまだ温かかったのですが、何故か冷たくなっていました。まぁ外気温の影響などもあるのでそんなこともあるだろうと思ったのですが、念のために、家に帰ってテストをしてみると、著しく保温性能が落ちていました。恐らく甲斐駒ヶ岳で落とした時の傷やヘ凹みが影響しているんじゃないかと思います。通常、魔法瓶は二重構造で外壁と内壁の間は真空なっていて熱を伝えないようにしているのですが、どうやら外壁に見えない穴でも空いてしまったようです。中のものはモレないので通常の水筒としては使うことは出来ますが、魔法瓶としては使えなくなってしまいました。

そういう訳で、買い直す必要が出てきた、そんな時、サーモスから「山専ボトル」なる山専用の魔法瓶が発売されるというのを聞いて・・・以下に続く。

サーモス 山専ボトル(0.5L)

サーモス 山専ボトル(0.5L)前述のステンレススリムボトルの保温性能が無くなってしまったので、新しいのを探していた時に丁度発売されたのがこの「山専ボトル」でした。雑誌等では紹介されていたのですが、実際に店舗ではまだ発売されていなくて、しばらく探し回ったのを覚えています。山の雑誌では結構目にするのですが、サーモスのサイトにも出ていなくて本当に発売されるのかな??? と思い諦めかけてた頃やっと新宿のICI石井スポーツで見つけて購入しました。

この「山専ボトル」、山専用と謳っているだけ、一応山登りに適した仕様になっています。と言っても実際は上部と底の部分に衝撃を和らげるためのゴムのカバーが付いていることくらいですが・・・。あとは注ぎ口が最近のサーモススポーツにみられるようなワンタッチで開くような複雑な構造ではなく、昔ながらのスクリュータイプになっています。単純な構造なので、故障は少ないと思います。「シンプル イズ ベスト」ですね。

でも、いくら衝撃吸収用のゴムが付いているとはいえ、前述の「ステンレススリムボトル」のような事もあるので、衝撃は厳禁ですね。とはいっても最近の魔法瓶は私が小学校の頃の遠足などに持って行っていた魔法瓶に比べるとだいぶ丈夫に出来ていると思います。昔の魔法瓶は内側がガラスだったので、遠足の時などは必ずと言っていいほど1人くらいは中のガラスを割ってしまい、周りから飲み物を分けてもらっていた人がいました。しかし、今はほとんどはステンレス製なので、割る心配はあまりありません。よっぽど激しく落として外側に亀裂が入っても中の飲み物が飲めなくなるということも滅多にありません。いい時代になったなぁ~。

ちなみに何の根拠もないですが、私自身が使った感想ですが、同じサーモスでも以前の「ステンレススリムボトル」よりも保温・保冷性能が上がっていると思います。これは「山専」なので、高機能に出来ているのか、はたまた、更に進化した結果なのかは分かりませんが、実際に使ってみてそう思いました。例えば5月に丹沢の大山に登った時に、この「山専ボトル」に氷を入るだけ入れて、そこに水をいっぱいまで入れて持ってきました(いわゆる氷水ってやつですね)。5月とはいえ結構気温が高かったので昼食時に冷たいものが飲みたかったからです。以前の「ステンレススリムボトル」でしたらもちろん昼までは氷は溶けませんが、昼食時に冷たい水を全て飲んでしまって氷だけにしておくと午後の2時~3時にはすべて溶けて無くなってしまいます。もちろん外気温とかタオルを巻いたり、巻かなかったりで結果は大きく違うので同じ日に2本のボトルで比べなければ正確には言えません。しかし、この5月の時は朝の5時頃に氷水を入れて、昼食時に水を全て飲んで氷だけになり、あとは氷はすぐに溶けて無くなるだろうと思っていたら、帰宅後、夜の11時頃に洗っておこうかと中を見たらまだ氷はありました。約18時間たっても氷は溶けていなかったということです。まぁ、この一例だけでこのボトルがとんでもなく高性能だ! とは言えませんが、通常私の山登りの範疇で使うぶんには十分にその役割を果たしていると思います。


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