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仙丈ヶ岳・栗沢山トレッキング紀行  このエントリをはてなブックマークに登録 

[ 2006年09月24日 | No Comment | 0 Trackbackk ]


今回は初の南アルプス&テント泊です。テントは一度近くの川原で練習してみて、思ったより簡単だったので、まぁ始めてでも何とかなるでしょう・・・。

また、当初二日目に予定していた甲斐駒ケ岳には登らずに栗沢山に変更しました。結果的には天気も好く栗沢山から見た甲斐駒ケ岳はとても迫力がありました。

山行データ

2006年09月23日(土)~24日(日)
コース 1日目:(スタート)北沢駒仙小屋テント場~小仙丈ヶ岳~仙丈ヶ岳~馬ノ背ヒュッテ~藪沢~北沢駒仙小屋テント場(ゴール)
2日目:(スタート)北沢駒仙小屋テント場~仙水峠~栗沢山~北沢駒仙小屋テント場(ゴール)
山名 仙丈ヶ岳(3,032.6m)
小仙丈ヶ岳(2,855m)
栗沢山(2,714m)
累積標高 1日目:(+)1,593m
2日目:(+)2,510m
歩行距離 1日目:12.483km
2日目:17.108km
所用時間 1日目:8時間52分
2日目:6時間21分

2日目の累積標高と歩行距離はGPSの通信切れが激しく、正しい値を表示していない可能性があります。

山行記

北沢峠
【07時22分】

芦安に車を停めて、そこからバスで広河原を経由して北沢峠に到着。

早速、重いザックを背負って北沢駒仙小屋(旧長衛小屋)に向かう。小屋には一番で到着して、テント泊の手続きをした。そのとき小屋の人の話では最近クマが出たということで、食料は必ずテント内に入れてくれ、と言われた。

テント場
【08時29分】

私が到着したときは、小屋の前のテント場では数張りのテントしかなかったけど、何とかテントを設営し終わって周りを見渡すと、すでにたくさんのテントが張られていた。始めて本番のテントを張ったのだが、わたし的にはスムーズに作業を行っていたと思ったけど、実際は小一時間経っていた。人もほとんど出発したようで、まばらにしか残っていなかった。

テントの設営で思わぬ時間を取られたけど、いらない荷物をテントに押し込んで、いざ!仙丈ヶ岳へ!

登山道に入る
【08時34分】

バス停のある林道まで戻って、登山道に入る。

北岳みはらし台
【08時36分】

すぐに、「北岳みはらし台」への標識があったけど、出発が遅れたので今回はパス。

何となく雰囲気が違
【08時50分】

考えてみれば、富士山を除けば丹沢以外の山域は始めてだ。何となく雰囲気が違う。

二合目到着
【09時04分】

二合目到着。

キノコ
【09時30分】

おっ! キノコだ。

三合目到着
【09時31分】

三合目到着。

岩のゴロゴロしたルート
【09時44分】

岩のゴロゴロしたルートになってきた。

四合目到着
【09時48分】

四合目到着。

ナナカマド
【09時53分】

ナナカマドだろうか? 紅葉していた。

大滝ノ頭五合目
【10時11分】

大滝ノ頭五合目。

ここで、始めてザックを降ろして休憩する。

甲斐駒ケ岳
【10時35分】

後ろを振り返ると、明日登る予定の甲斐駒ケ岳が見えた。

森林限界
【10時46分】

突然視界がひらけた。森林限界を越えたようだ。

ハイマツ
【11時00分】

ここからはハイマツ帯を進む。ハイマツは始めて見た。

雷鳥
【11時18分】

ヒィーヒィー言いながら登っていると、突然ハイマツの間から2匹の鳥が・・・。

一匹はすぐに再びハイマツの中に逃げこんでしまったけど、もう一匹はしばらく登山道上でウロウロしている。始めは分からなかったけど、ちょうど上から降りてきた人いて「あっ! 雷鳥だ!」とつぶやいていたので「これが、噂の雷鳥か!」と速攻でカメラを取り出して撮影した。シャッターは2、3枚切るのが精一杯だったけど、その中の一枚だけが奇跡的にピントがあっていた。

始めての南アルプスで雷鳥に出会えたのに気を良くして、先を急ぐ。

小仙丈岳到着
【11時31分】

小仙丈岳到着。

ガスの間からルートが見える
【11時37分】

ここからはガスが出てきて、時には視界が50メートル位になることもあった。でも、たまにガスの間からルートが見えることもある。

ヘロヘロ
【11時51分】

いい加減ヘロヘロになりながら登っていると、大学の山岳部らしき若い10人位のグループとすれ違った。思わず仙丈ヶ岳はまだですが? と尋ねたら。「もうちょっとかかるかな? いや、もうもうちょっとですね」との答え、「うへ~、まだあるのか・・・」って思っていると、みんなで「頑張って!」と声をかけてくれた。不思議とこの言葉で体が軽くなったように感じて、「ありがとうございます!」と先へ進むことが出来た。

仙丈小屋への分岐点
【12時28分】

仙丈小屋への分岐点。

ここまで来ても、仙丈ヶ岳の山頂はガスの中で見えない。

仙丈ヶ岳の頂上が見えた
【12時55分】

一瞬切れたガスの中に、仙丈ヶ岳の頂上が見えた! もうちょっとだ!

仙丈ヶ岳登頂
【13時00分】

仙丈ヶ岳登頂! でもガスで展望は無し。

ここでやっと昼食を摂る。と言っても疲れきっていて食欲が無いので、無理やり水で流し込む。

三角点の上にカメラのレンズキャップ
【13時14分】

さて、出発しようかと思ったら、三角点の上にカメラのレンズキャップが落ちていた。

仙丈小屋に向けて出発
【13時15分】

さて、気を取り直して、仙丈小屋に向けて出発。

ここで、この日のために用意した「LEKI MAKALU ultralite 」を取り出す。今まではシングルストックを使っていたけど、ダブルストックは始めてだ。

岩室
【13時23分】

雷などの緊急時に逃げ込めそうな岩室のようなものがあった。

仙丈ヶ岳
【13時25分】

仙丈ヶ岳を振り返る。ここまできたら、少しづつガスが晴れてきた。

仙丈小屋
【13時36分】

仙丈小屋。今日宿泊するのだろうか? 数人が外のベンチでのんびりしていた。

ここの水は美味しかったぁ
【13時42分】

仙丈小屋の少し下の水場。ここの水は美味しかったぁ!

ナナカマド
【13時49分】

この辺はさすがにナナカマドも背が低い。

甲斐駒ケ岳
【13時55分】

途中、甲斐駒ケ岳が見えた。

振り返ってみる
【14時00分】

ずーっと下ってきて、すこし登り返したところから振り返ってみる。

丹渓新道との分岐
【14時16分】

丹渓新道との分岐。私は薮沢方面に進む。

馬ノ背
【14時17分】

馬ノ背。

馬ノ背ヒュッテ
【14時25分】

馬ノ背ヒュッテ。

薮沢小屋との分岐
【14時39分】

薮沢小屋との分岐。

この花は
【15時06分】

何だ? この花は・・・。

名もなき滝
【15時15分】

名もなき滝(あるのかな?)。

沢沿いをひたすら進む
【15時33分】

沢沿いをひたすら進む。

途中で大人数(20~30人位)のグループとすれ違う。時間的に馬ノ背ヒュッテあたりで一泊か?

トリカブトォ
【15時34分】

トリカブトォ!

植物に詳しくない私でもなぜか知っている・・・。

やっと沢から離れた
【15時40分】

おっ! やっと沢から離れた。

「そーっとのぞいて見てごらん」
【15時51分】

「そーっとのぞいて見てごらん」

薮沢大滝
【15時52分】

のぞいたけどよく分からなかった。写真も手ぶれしているし・・・。

後で調べたら、薮沢大滝というのがあるらしい。

大平山荘到着
【16時45分】

大平山荘到着!

明るい内に降りてこられて良かった・・・。

それにしても、始めてダブルストックを使ったけど、慣れていないせいかぜんぜんペースが上がらなかった。やはり練習は必要だ。

再び林道
【17時00分】

大平山荘からは林道を進めるけど、一部ショートカット出来る場所があったので、迷わずショートカットして再び林道へ。

アザミ
【17時01分】

林道沿いに大きなアザミが咲いていた。

林道を進むだけ
【17時01分】

あとは林道を進むだけ。

北沢峠到着
【17時05分】

北沢峠到着。

テント内で倒れていた
【17時29分】

一日目終! もう何もする気がおきずにしばらくはテント内で倒れていた。

いい加減、ずっと転がっているわけにもいかないでの、アルファ米と棒ラーメンを夕食にした。

食後はやることがないので、ラジオを聞きながらゴロゴロする。9頃そろそろ寝ようかと思ったけど、ふと、テントから頭を出して空を見たら星がたくさん出ていた。これだけの星を見るのは久しぶりだ・・・。

▲1日目▲     ▼2日目▼
二日目スタート
【05時33分】

二日目スタート。

今日は予定では甲斐駒ケ岳に登るつもりだったけど、出発がちょっと遅れてしまった・・・。

仙水小屋
【05時48分】

仙水小屋。よくこんなところに小屋を作ったもんだ・・・。

目の前が急に開ける
【05時57分】

小屋の脇を通って、樹林帯を抜けると、目の前が急に開ける。大きな岩がゴロゴロしている。どこか違う星に来てしまったようだ・・・。

岩のゴロゴロした谷を進む
【06時11分】

岩のゴロゴロした谷を進む。岩にマークがあるので迷うことはないが、気を抜くと足をに捻りそうになる。浮石が多いのだ。

甲斐駒ケ岳の頭が見え始める
【06時18分】

甲斐駒ケ岳の頭が見え始めるとすぐに・・・

仙水峠到着
【06時20分】

・・・仙水峠到着。

摩利支天の方が高く見える
【06時22分】

ここからは摩利支天の方が高く見えるが、朝日に照らされた甲斐駒ケ岳は神々しく見えた。昔の人が山に神を見たのもうなずける。

甲斐駒ケ岳を登るつもりだったけど・・・
【06時44分】

ここでふと、悩む。甲斐駒ケ岳を登るつもりだったけど、実は夕方から用事があるので、昼くらいにはテントに戻らなくてならない。50メートル位は甲斐駒ケ岳方面に進んだけど、私の足では往復して昼前に戻ってくるのは120パーセント無理だ! 再び仙水峠に戻り、ここでのんびりして帰ろうかとも思ったけど、地図を見たら、仙水峠から甲斐駒ケ岳とは逆方向に栗沢山というのがある。登山地図のコースタイムでは山頂に立ってテント場に戻るまえで約3時間とある、少し余裕を見ても4時間あれば戻れる。何とか昼前には戻れそうだ。と言うわけで急遽コース変更して栗沢山に登ることにした。

そうと決まれば、いざ! 栗沢山へ! と思ったけど、登山道が見当たらない??? あれ? と周りをうろうろしてして何とか取り付き点らしきヶ所から登り始める。登り始めれば踏み跡がしっかり付いていた。

仙水峠からの尾根とそれに続く駒津峰、さらに甲斐駒ケ岳が一望出来る
【07時07分】

最初は展望の無い樹林帯に急登を進が、樹林帯を抜けて振り返ると、仙水峠からの尾根とそれに続く駒津峰、さらに甲斐駒ケ岳が一望出来る。

さらに進むと目の前をリスくらいの大きさの小動物が横切っていった。一瞬リスかとも思ったけど、こんな岩場に??? と思っていたら再び岩の間から顔を出してこっちを見ている。あっ! オコジョだ! すぐにカメラを出して構えたけど、撮影は出来なかった。再び顔を出さないかとしばらくじっとしていたけど、結局再び顔を見ることは出来なかった。

ジャンプして上の岩に飛びつかなければならない
【08時25分】

基本的に丹沢しか知らない私にはこのルートはキツすぎる。ルートを間違えたのだろうか? どう考えてもジャンプして上の岩に飛びつかなければならないような場所が連続している。当然ロッククライミングなんて経験の無い私は、死に物狂いで岩に取り付いた。頂上はすぐそこに見えるのだがなかなか近づけない・・・。

半ば強引に直登
【08時32分】

それでも、方向は間違っていないので、半ば強引に直登すると、やがてなだらかになり・・・

栗沢山山頂到着
【08時43分】

・・・栗沢山山頂到着!

この日は前日とは違い天気が好かったので、甲斐駒ケ岳が手に取るように見える。

仙丈ヶ岳もよく見える
【08時50分】

昨日登った仙丈ヶ岳もよく見える。

甲斐駒ケ岳
【08時50分】

再び甲斐駒ケ岳。

南アルプス林道に小さな車が走っているのが見えた
【09時00分】

下を見ると南アルプス林道に小さな車が走っているのが見えた。

下山開始
【09時05分】

山頂で休憩&撮影をして20分ほどブラブラしたあと下山開始。

山頂付近のハイマツ
【09時07分】

山頂付近のハイマツは背が低かったけど、標高が下がるにつれ背が高くなっていく。やがて自分の背より高くなった。

樹林帯の中に入ると少しなだらかになる
【09時08分】

下り始めは恐ろしく急な斜面の連続だったけど、樹林帯の中に入ると少しなだらかになる。というかなだらかな場所でなければ写真は撮れない。

途中、親子らしき二人組とすれ違う。子供は小学生くらいだろうか。山頂までどれくらいかかるか聞かれたので、山頂を出発した時間を伝えた。ある程度の斜面ならば逆算して何分位と言えるけど、このコースは所々急斜面があったり、山頂直下はかなり時間がかかりそうなので何分とは言えませんでした。

所々は急な場所がある
【09時49分】

しかし、所々は急な場所がある。

すごい木だ
【10時37分】

う~ん、すごい木だ!

山頂から2時間ほどで戻ってこれた
【11時17分】

山頂から2時間ほどで戻ってこれた。

少し休んでテントを撤収すれば丁度いい
【11時19分】

次の広河原までのバスが12時55分なので、少し休んでテントを撤収すれば丁度いい。

熊出没注意
【12時02分】

おっ! 熊出没注意!

沢峠に向かいます
【12時12分】

テントを撤収して北沢峠に向かいます。

始めてのテント泊でしたが、とりあえずは何事も無く無事に終わることが出来ました。まぁ、装備に関しては多少見直す必要があるものもありますが、概ね上手くいったと思います。

ルート図(クリックで拡大)

ルート図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)、及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第492号)

ルート断面図(クリックで拡大)

ルート断面図

ルート鳥瞰図(クリックで拡大)

ルート鳥瞰図

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