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丹沢の蛭(ヒル)について  このエントリをはてなブックマークに登録 

[ 2010年04月26日 | 2 Comments | 0 Trackbackk ]


最近、丹沢と言えば蛭(以下、ヒル)というくらい有名になってしまいましたが、ここをホームグラウンドとする私も何度も遭遇し、何度も血を吸われました。そんな訳で今回は私自身が遭遇したヒル話しなどを交えながら、ヒルの対策を考えたいと思います。

一般的にヒルは4月頃から11月頃まで活動すると言われています。場所は経験的に言って地面が湿っているようなところには多くいるような気がします。なので岩がゴロゴロした山頂には少ないと思いますが、彼らは鹿の爪などに付いて移動するので絶対にいないということは無いと思います。基本的に山(特に丹沢)に入ったら常にヒルの危険があると考えていいと思います。かと言ってあまり神経質になり過ぎても折角の山登りが楽しめなくなります。なので、ヒルについてしっかりとした知識を持つことによってその被害を最小限に抑えることが出来ると思います。


まず、私が最初にヒルを目撃したのは・・・すみません、覚えていません。そのかわり最初に血を吸われたのは、忘れもしません。(丹沢)大山から下りてきて駐車場で靴下を脱ごうとしたら靴下が赤く染まっていました。恐らく、というか間違いなくヒルの仕業だと思います。それ以来3~4回くらいは吸われたと思います。初めは恐怖に慄いて写真を撮るどころじゃなかったですが、最近はすっかり慣れてきてしまい吸われてもあまり慌てなくて落ち着いて写真に納めることが出来るようになりました。

私自身が行っているヒル対策の前に、ヒルについて、丹沢を管理する神奈川県のサイトに詳しく書いてあるので、そちらをご覧になって下さい。ページ下部には「ヤマビル対策共同研究中間報告書(概要版)」へのリンク(PDF)もあるので合わせてご覧下さい。

神奈川県のホームページ > ヤマビルにご注意を!

さて、上のページを見てヒルについて詳しくなったと思いますが、ここからは私自身のヒル対策について書きたいと思います。と言っても特別な事をしているわけではありません。

ヤマビルファイターまず、定番の「ヤマビルファイター」です。登山靴にしっとりするまで吹きつけて、その後乾燥すると効果が出てくるようです。なので私の場合は山行日の朝、登山靴にたっぷり吹きつけます。基本的に車で登山口付近まで行くことが多いので、そこまでは別の靴を履いています。なので、その間に十分に乾燥します。これで効果は最大になっているはずです。

しかし、あくまで個人的見解ですが、本当に効いているのかはよくわかりません。確かに登山靴に吹きつけた時はヒルに吸血されたことはありませんが、ヒルが靴の上を這い回っていたことはあります。これが、薬品のおかげで吸血されなかったのか、運が良くて吸血されなかったのかは確認する術はありません。

また、渡渉した時などは効果が薄れるようなことは無いのでしょうか? その際に水源に薬品が流れ出て変な影響を与えるようなことは無いのでしょうか? などと色々心配にもなったりもします。

まだ試したことは無いのですが、上で紹介したページにもあったように、あら塩を靴に塗るというのも効果があると思います。ただし、この方法だとどの位の時間、効果があるのかは分かりません。しかし、私の経験上、ヒルは極端に塩に弱いので塩分が落ちなければ効果は十分にあると思います。でも、皮の登山靴に塩を塗っても大丈夫なのかな・・・?

それに、ヒルは足元からはい上がって来る以外にも、上から攻撃される場合もあるようです。そのような場合はこの対策はあまり意味が無いですね・・・。そのような場合はヒルを寄せ付けないという対策はほとんど無理なので、もしこのような攻撃をされたら血を吸われる前に退治する必要があると思います。

塩これは私が普段キャンプ等で使用している塩とコショウを入れているケースですが、料理以外にヒル退治にも大活躍しています。

前述した通り、ヒルは塩に非常に弱いです。塩をかけると一瞬でポロリと落ちます。タバコの火を押し付けても同じ効果があると言いますが、私はタバコを吸わないのでこの方法は試したことは無いです。もし私がタバコを吸う人だったら、ヒルを見つける度にタバコに火を着けて、ヒルをやっつけて、モッタイナイから1本吸っちゃえ! なんて事になりそうなので、やっぱり手軽な塩で退治することをお勧めします。

また、塩をかけてヒルを落とした後も、出来ればもう一度しっかり塩をかけてトドメを刺す事をお勧めします。通常、ヒルに気付くのは山を下りてきた時が一番多いと思います。その際に山の麓の民家の側などでただヒルを落としただけだと、後で近隣の方々に迷惑を掛けることになるかもしれないので、山から連れておりてきてしまった場合はキチンと処理をした方が良いと思います。

ヒルギャラリー

結構、ヒルには出会ってはいるのですが、実際にその姿を写真に収めたことは非常に少ないです。その理由として、初めの頃は単純に出会っても気味悪がって写真を撮るどころじゃ無かったことがひとつ。もうひとつは彼らはチッコイくせに移動速度が速いです。カメラを出している間に見失ってしまい、写真に納められませんでした。なので、数は少ないですが、その時の状況と一緒に紹介します。

ヒル
 

この写真は2009年05月09日の時のものです。

詳細はコチラ → 「弁天杉・円山木ノ頭・太礼ノ頭トレッキング紀行」

下山して塩水橋付近に止めておいた車に戻ってきて、靴を脱ごうとしたときに気がつきました。堂平からずっと舗装道歩きだったので、怪しいのは塩水橋付近ですが、特別水辺に近づいたり、湿った場所で立ち止まったりした覚えは無いので、車の側にいたということでしょうか?

このときはまだ肌に付いていないので、その辺に落ちていた木切れで取りました。

ヒル
 

この写真はちょっと分かりづらいですが、靴の中です。上の写真と同じ日です。上のヒルを退治した後、靴を履き替えようとして抜いだら中にもいました。なので、上の写真とは別のヒルです。

つまり、この日は2匹付いていたことになります。しかし、不幸中の幸で吸血される前に退治できたおかげで血を吸われずに済みました。

ヒル
 

これは昨年の6月に行った屋久島の花山歩道を下ってきた時のものです。

詳細はコチラ → 「屋久島・宮之浦岳縦走記」

この写真は足のスネのあたりになります。靴下の上をはいずり上がって、肌に到達した瞬間だと思います。なので、まだ血は吸われていません。この時は慌てずにザックの中から塩を出して振りかけてみました。すると、一瞬でポロリと落ちます。この時はこの他に5匹以上のヒルが体のアチコチに付いていたので、全て塩でやっつけました。しかし手首に付いた一匹だけには・・・

流血
 

・・・血を吸われてしまいました。

痛みなどは何も無いので、次の水場で洗い流せばいいや! と歩いていて、ふと手首を見るとこんなになっていてちょっとビックリしました。そのせいで(?)ピントが合っていません(^_^;

結局このときは2時間くらい血が止まりませんでした。その間ずっと放置していた為に血が固まってしまい、落とすのにちょっと手間取りました。

わたし自身、丹沢に入り始めてまだ4,5年といったところですが、体感的にこの間だけでもかなりヒルが増えたと感じます。始めの頃はヒルなんて話には聞いていましたが、その姿を見ることはめったに無く、ましてや血を吸われることなんて全然無かったのですが、ここ3年くらい前から逆にヒルを見ない方が珍しくなりました。なので、丹沢を登る方はヒル対策は怠らないほうがよいと思います。

とは言っても、まだヒル体験をされていない方はちょっとビビリますよね。私も始めはそうでしたが、何度か血を吸われるうちにすっかり慣れてしまいました。だからと言って、血を吸われるのはいい気持ちはしません。なので、地面が湿っているような場所ではなるべく立ち止まらない、マメに足元をチェックするなどしてなるべくヒルに合わないようにしています。それでも出合ってしまった場合は早いうちに塩でやっつける。などの対策をして今後も丹沢と付き合っていこうと思います。

お勧め

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2 Comments

  1. 5月に丹沢登山を予定しています。本当はヒルがいるので行きたくないのが本音ですが、所属している山の会の例会なので仕方なく行きます。正直ユーウツです。それでヒルのことをいろいろ調べています。ヒル怠避剤として「ヒル下がりのジョニー」というのを見つけました。有害な薬品を使っていないということなので良いかな?と思っていますがご存知でしょうか? もし使用経験などありましたらお教えください。よろしくお願いいたします。

    Comment by 中山けいこ 2011年5月9日 11:39 AM

  2. 中山けいこさん、コメントありがとうございます。

    私は一年の中でも5月~初夏の丹沢が一番好きです。新緑の鮮やかな緑がキレイでお勧めですよ。

    さて、「ヒル下がりのジョニー」についてですが、その名前は知ってはいますが私の近所のお店では見たことが無いので実際に使ったことは無いです。なので、このブログの記事にある「ヤマビルファイター」しか使ったことはありません。でも、最近はそれすらも使っていませんね・・・(^^;)

    また、先日の東丹沢の縦走では前日が雨だったのにもかかわらず、一匹も見ることはありませんでした。5月と言うことなので確かにヒルが出始める季節です。そのため私自身、注意深く足元を見ながら歩いていたのですが、結局見ることはありませんでした。

    丹沢と言ってもヒルの多い地域と少ない地域があると思います。中山さんが丹沢のどの地域に登られるのかは分かりませんが、基本的にメジャーなルートで登山道を大きく逸脱しなければ実際にはヒルの被害に合うことは少ないと思います(絶対に無いとは言い切れませんが・・・)。

    特に注意した方が良い場所は、湿った葉っぱが多く重なっている様な場所で、特にそこで立ち止まったりしていると危険です。逆に言えば乾いた土や岩の上などはあまりいません。そういった事を頭の隅にでも入れておくだけでも被害は減らせると思います。

    また、万が一ヒルが靴を這い上がってきたりした場合は塩が圧倒的に効果があります。気持ち悪いので葉っぱや枝などで取ろうとはしないで、塩で確実にやっつけちゃって下さい。特にヒルの被害に気が付くのは下山後などが多いので、山の上から生かしたまま連れてきて民家などがある場所で生かしたまま逃がしてしまうとその地域の方々の迷惑になります。なので、塩は絶対に持っていった方が良いですよ。

    ぜひ丹沢の山登りを楽しんできてください\(^o^)/

    Comment by にんべん 2011年5月9日 9:36 PM

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