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菰釣山トレッキング紀行  このエントリをはてなブックマークに登録 

[ 2012年12月23日 | No Comment | 0 Trackbackk ]


今回は前日に降った雨が山の上では雪になっているんじゃないかと思い、最後の最後までコースは決まらなかったのですが、とりあえず候補を3ヶ所に絞って、あとは当日の朝出発して決めればいいやとかなりユルイ計画でした。結果的には候補の3ヶ所と微妙に違う(菰釣山は候補にあったけど、実際に歩いたルートではありませんでした)結果になりましたが、まぁ、これはこれでOKでしょう。状況によって自由に計画を変えられる! これがソロの特権です!

今回はバリエーションルートを歩いていますが、決して初心者用ではないので、ご注意下さい。


なお、今回は自宅のWindowsの謀反(OSやアプリケーション関係の設定が全て吹き飛びました)によりカシミール関係の画像のアップは後日にさせて頂きます。(2013年1月1日追加しました)

山行データ

2012年12月23日(日)
コース (スタート)道の駅どうし~(バリエーションルート)〜菰釣山~道の駅どうし(ゴール)
山名 菰釣山(1,379m) 累積標高 (+)793m
歩行距離 12.349km 所用時間 4時間25分

山行記

出発
【07時45分】

7時半にどうしの道の駅に到着して、45分まだ小雨が降る中の出発。

道志川
【07時46分】

道志川を渡って・・・

沢沿いの道
【07時53分】

・・・名前の分からない(橋の欄干にも書いてなかった)沢を渡って、あとは沢沿いの道をずーっと進みます。

ヤドリギ
【08時01分】

夏場ではなかなか発見しづらいヤドリギがあった。宿主の葉っぱが落ちるこの季節でたまに見ることが出来る。

分岐
【08時03分】

キャンプ場の分岐をさらにまっすぐ(この場合右側に)進む。

高い木
【08時08分】

ピーク上に一際高い木があるけど今日の目的はここじゃない。

民家
【08時09分】

最後の民家を過ぎる。

飼い犬
【08時11分】

民家の飼い犬だろうか? やたらまとわりついてくる。しかもこの犬は身体は黒いけど眉間に一筋白い毛が傷跡のように入っているのでちょっと怖い。犬は苦手じゃないので手を差し伸ばすと離れて、普通に歩くとまとわりついてくる。犬が苦手な人は要注意かも・・・。

高い木
【08時12分】

3つ上の写真の一際高い木はこの橋を渡ればすぐに辿り着けそう。でも、今日はパス。

水場
【08時15分】

途中で水場があった・・・。これって前からあったっけ?

改修
【08時21分】

前回来た時はこのルートは崖崩れや道に亀裂が入っていたりと、無残な状況だったけど。今日はすっかり改修されていた。もはやどこで山崩れがあったのかわからなくなっている。でも、上流からの土砂で川の流れは随分と変わっている。それに川の底も随分と上がっているので、そのうちに大掛かりな工事が必要かも知れないですね。このままじゃ川と林道の高さが同じに成るのは時間の問題だ・・・。

一際高い木
【08時31分】

おっ! あれだ! 一際高い木がある! 以前に来た時からずっと気になっていた・・・。今日はあの木の袂までいければ行きたい。

得体の知れないもの
【08時31分】

ちょうどこの得体の知れないものの前から正面に見えます。

異様な高さ
【08時34分】

近づいてもその異様な高さが際立っています・・・。

分岐
【08時34分】

菰釣山への分岐です。今はそれなりの車ならばここまで入ってこれそうです。

コンクリートの橋
【08時35分】

元はコンクリートの橋だったのに、今はコンクリートの川底になっています。上流から大量の土砂が流れ込んでいるんですね。

取り付き
【08時38分】

分岐付近から高い木のある峰に取り付きます。かなり急な斜面です。踏み跡も不明瞭でキョロキョロしていたら一匹の鹿が逃げるように通り過ぎていきました。鹿が通ったということはそこは獣道が出来ている可能性があるので、草や木につかまりながら鹿のいた場所にくると案の定、獣道が出来ていたので、しばらくはそれを利用して進む。

よじ登ります
【08時53分】

そもそも鹿には山登りの習慣がないのでしょう。獣道はピークには延びていません。途中は道無き道をよじ登ります。

この辺りのヒノキの植林地はキレイに枝打ちがされているのですが、落とした枝はその場に放置ですので、めちゃくちゃ歩きにくいです。昔ならばおじいさんやおばあさんが柴刈りでキレイに回収していったのでしょうが今は放置です。森と人間の繋がりが希薄になっている証拠ですね。

かなりの急登で、振り返っても自分が歩いたルートが見えないくらい急です。道の無い山歩きに慣れていない人は近づかない方がいいと思います。たとえ登れても下れなくなる可能性があります。じつはここで自分もポカをやらかしました。急な斜面なので、木や草を頼りによじ登っていたのですが、葉の淵にギザギザのある(よく河原に生えている)草をギュッと掴んだ時に指をザックリやってしまいました・・・。その端を掴んだ瞬間にいや〜な感触が指を伝ってきました。すぐに手を離しましたが、みるみるうちに指先が赤く染まりました。そもそも手袋をしないで素手で登っていたのがいけませんでした。その後足場が確保出来る所で手袋をしたのは言うまでもありません。

ヒノキ
【08時55分】

取り付きから20分ほどでピークにたどり着きましたが。一見それらしい木は見当たりません・・・。周りはヒノキだらけですが、一本(恐らく)モミの木がありました。この木が下から見た時に一際高く見えた木だと思います。近くで見るとそれほど太くもなく、この位の太さならば近所の公園の木の方が太いくらいです。あれ〜? どういうことだ? と狐に摘まれた気分ですが。周りをよく見ると、周りの木が異常に細いです。高さも5〜6mくらいしかなさそうです。そうです、種明かしをすると、一本の木が高いのではなく、その他の木が低いのです。基本的に植林地なので、ヒノキ類は20〜30年程度で伐採されますが、モミの木が幸いしてか切られずに残ってこの様な紛らわしいことになったのだと思います。

一周
【08時59分】

暗くて見づらいですが、この木を抱えています。大人一人半もいれば一周出来そうです。

自分でもガッカリするかと思いましたが、この衝撃の事実にかえって山歩きの楽しさを再認識しました。

撤退
【09時01分】

さて、ここで雨足も強くなってきてみぞれ混じりになったので、撤退しようかと思いましたが、ここの稜線がずっと続いていて薄い踏み跡もあるので、行けるところまで行ってみることにしました。本当はここの高い木を確認したら再び正規ルートに戻って菰釣山を目指すつもりでしたが、この雨じゃ山頂は諦めるしかかったので、どうせならばこの稜線の先を確認しておきたかったのが本音です。予定外の行動ですのでここのルートの存在は知りません。もちろん下調べもしていないばかりか、通常の登山地図(山と高原地図)は持っていましたが、二万五千分の一の地形図は持っていません。このようなバリエーションルートを歩く時は地形図は必須ですが、今回に限ってはその予定は無かったので持ってきていません。なので、無理はしません。無理だと思ったら引き返すつもりで進みました。

広葉樹林帯
【09時10分】

稜線上に道は続いています。目印のテープ等は一切ありません。しばらくは尾根の左側は植林地ですが、右側は広葉樹林帯になっています。

積もってきた
【09時12分】

やばい! 積もってきた。

右に大きく曲がっているところがあります
【09時18分】

今までは直線の一本道でしたが、途中で右に大きく曲がっているところがあります。実はここで初めて登山地図(とGPS)を出して確認しました。と言うもの、すぐに行き止まりになると思っていたので、あまり気にしないで歩いていました。まだこの辺りまではすぐに引き返すつもりで歩いていました。が、地図(とGPS)で確認すると、この稜線は直線距離であと700m〜800mくらいで、菰釣山から山伏峠に向かう稜線上(甲相国境尾根)に出ることを知りました。登山地図の地形図では十分に歩けそうな雰囲気だったので、とにかく行けるところまで行ってみようと思いました。まだみぞれ混じりの小雨は降っています。

積もってきます
【09時26分】

どんどん積もってきます。

尾根自体は広くて
【09時34分】

尾根自体は広くて(一部細尾根もあります)歩きやすいけど、林床の笹がすごいです。この辺りはまだ腰くらいの高さなのでそれほど苦労しなくても歩けます。それに、まだ薄い踏み跡(獣道?)は続いているので迷うことは無いです。

ガス
【09時36分】

ガスっていて先の状況は何も分かりません。先ほど見たこの先の地形図を頭に描いて、次々に出てくる状況に対応させていきます。

踏み跡は無くなりました
【09時50分】

やがて、踏み跡は無くなりました。笹の高さも胸、肩、頭とどんどん高さが増していきます。最終的には一番高いところで自分の背丈より高くなったので、2mくらいにはなったのではないでしょうか・・・。自分の背丈より高い笹をガサガサとかき分けて進みます。笹の葉に積もった雪が落ちてきて背中に入るたびにヒエ〜っと声を上げそうになります。やむを得ずフードを被ります。でも、本当は音や視界が制限されるのであんまり好きではありません。また、この時怖いのは人は無意識で少しでも通りやすいところを通るので、気がついたら稜線を外れていることがあることです。なので、常に稜線の一番高いところを意識して進みます。

GPS
【09時55分】

要所要所でGPSで確認します。国境尾根までは直線距離で150m位。標高差で約80m。もう少し進むとゆるやかな斜面になるけど、地形図では表現できないような小さな急登は何箇所かありました。細尾根だけど倒木で道がふさがれている所もありました。一度稜線を外れて回りこむようにして再びルートに戻ります。ちょっとビビった・・・。

ゆるやかになった
【10時02分】

おっ! ゆるやかになった・・・。でも、稜線らしきものは見えない・・・。

ゴォ〜〜〜っ
【10時04分】

突然地吹雪のようなゴォ〜〜〜っという音が聞こえてきた。音が変わったということは地形が変わったということだろうと、周りをよく見たらピンクテープが見えた!

国境尾根
【10時04分】

ついに国境尾根に出た。というか気が付かずにしばらく2mくらい横を並走していたようだ・・・。

尾根への分岐の目印
【10時05分】

今回の尾根への分岐の目印・・・。ここから笹をかき分けて進みますが、帰宅後に地形図を確認したら、この先には支尾根がいくつも分岐している。ので逆ルートの難易度はかなり上がるような気がします。

以下に今回のバリエーションルートの地図を載せておきます。

バリエーションルート詳細図

バリエーションルート詳細図
過去に2度ほど歩いている
【10時05分】

このルートは過去に2度ほど歩いている(進む方向は逆ですが)ので、あとは気楽に進みます。この辺りで雨は上がりましたが、視界は相変わらずです。

霧氷
【10時11分】

霧氷がついています。

山頂
【10時13分】

一瞬、山頂! と思ったけど違いました。山頂はもう一つ先のピークですね。

の華
【10時15分】

氷の華が咲き乱れています。

菰釣山到着
【10時17分】

菰釣山到着! 今回は山頂に立つのは早々に諦めていたので、ちょっと嬉しい。

菰釣山到着
【10時17分】

菰釣山到着!

ピースする方向間違えた
【10時19分】

あっ! ピースする方向間違えた・・・。

富士山
【10時20分】

(心の清い人には)富士山が見えるはず・・・。

富士山
(2006年01月28日撮影)

本当はこんな景色です。

強めに吹いている
【10時23分】

ここの山頂は風が結構強めに吹いていることが多いですが、今日も強かったです。昼食には早いけど、コーヒーくらいは・・・と思ったけど、無理〜。寒いのでさっさと撤退。この先にある避難小屋でゆっくりしよう。

倒木が道を塞いでいた。横の木が折れたんだと思う。このような光景を見て自然破壊や環境破壊を訴える人もいるけど、木だって寿命はあります。寿命を迎えた木は倒れ、次の世代の糧になり森は受け継がれていきます。

挨拶
【10時33分】

しばらく下ると二人組のハイカーとすれ違った。挨拶だけしてさらに下る・・・。さらに下る・・・。さらに下る・・・。あれ〜? 避難小屋ってこんなに遠かったけ??? と思い始めた頃、あと200mの標識が・・・。

菰釣避難小屋
【10時39分】

菰釣避難小屋。ここでゆっくり昼食をと思ったけど、先客がいました・・・。だったら、小屋の前のベンチで・・・と思ったけど、寒いので無理・・・なので、昼食は車に戻って取ることにしました。

分岐
【10時43分】

そうと決まれば一目散に下山! どうし方面の分岐。

5分で下れるのか
【10時43分】

水場まで下り15分とありますが、本当か? ここを15分で下れるのか???

進みます
【10時43分】

うっすら雪も積もっていますが、滑るほどでもないのでストックは出さずに進みます。

ビーフジャーキー
【10時49分】

谷をひたすら下ります。途中お腹が鳴ったので行動食用に持ってきていたビーフジャーキーを齧る。

久しぶりだ
【10時55分】

考えてみればこのルートを雪のない時に歩くのは久しぶりだ・・・。

沢に出た
【10時57分】

おっ! 沢に出た。

水場
【10時58分】

ここが水場? だったら稜線からちょうど15分だった・・・。

救急セットとメガネケース
【10時58分】

水場に救急セットとメガネケース(メガネ入っています)が落ちていた。道の駅に届けようかとも思ったけど、預かってくれる保証は無いし、それ以前にまだ落としてそれほど経っていないように見えた。昨日の雨を考えたら今日落としたと考えるのが妥当だと思えた。だとしたら持って行ってしまっては具合が悪いよね。なので、下ってきた時に気がつくように目立つように置いておいた。

橋
【11時04分】

以前こんな橋あったっけ?

バリエーションルート
【11時07分】

林道に出た。どうやらここの登山口はバリエーションルートが正規ルートに昇格したようだ・・・。

旧登山口
【11時08分】

ついでなので、旧登山口も見てみる。まだしっかり登山口としては残っているけど、朽ち果てるのも時間の問題だろう。コッチのルートは危険な箇所も通るので止めておいたほうが無難です。

水場
【11時08分】

旧登山口にある水場。水量はかなり少ないけどまだ流れていました。

写真の沢を
【11時09分】

再び戻ります。写真の沢を渡ってすぐに左に曲がるのが新ルートです。

新ルート
【11時09分】

新ルートです。これが新ルートの入り口。沢の左岸を進みます。

林道
【11時13分】

あとは林道を下るだけ・・・。

稜線
【11時13分】

林道の左側を見上げる。さきほどはあの稜線を歩いた。

高い木の稜線
【11時15分】

分岐。ここの所から高い木の稜線に取り付いた。

橋と川の高さが一緒
【11時15分】

もはや橋の面影は無い。土砂で埋まって橋と川の高さが一緒になっている。

目立つよな
【11時19分】

振り返って例の木を見る。やっぱり目立つよな・・・。あんなトリックが隠されていたなんて・・・。

青空
【11時27分】

あっ! 青空が出てきた・・・。

民家
【11時39分】

民家を過ぎて・・・

橋
【11時58分】

・・・橋を渡る。

雪が
【12時00分】

標高が高い山は雪が付いている。

東屋
【12時05分】

広場の向こうに東屋が出来ていたけど、これって普通の人も使えるのか?

道志川
【12時07分】

道志川を渡れば・・・

ゴール
【12時08分】

・・・ゴールの道の駅です。最近昼前後に降りてくるパターン多いような・・・。さて昼食・・・。いつもの様にカップ麺とおにぎりでした。

豚汁と豚串
【12時46分】

昼食を食べたはずなのに・・・。美味しそうに見えたので・・・豚汁と豚串のセットです。

クレソンアイス
【12時59分】

食後のデザートはお気に入りのクレソンアイスでした。

ルート図(クリックで拡大します)

ルート図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)、及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第492号)

ルート断面図(クリックで拡大します)

ルート断面図

ルート鳥瞰図(クリックで拡大します)

ルート鳥瞰図

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