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白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)縦走記(2日目)  このエントリをはてなブックマークに登録 

[ 2011年08月16日 | No Comment | 0 Trackbackk ]


白峰三山縦走記2日目です(1日目はコチラ)。朝、というか前夜ですか、かなり冷えました。3,000mの標高をなめたらいかんです。薄手のダウンジャケットとモンベルの♯4番(使用可能限界温度-6℃)のシュラフでもちょっと寒いと感じました。

2日目は前日に決定していた、テントをここ(北岳山荘)にデポして、間ノ岳をピストン、今夜は御池小屋か広河原山荘でのんびり・・・、という予定だったので、朝はゆっくり起きればいいやと午前5時に携帯のアラームをセットしていたのですが、なんとなく4時半に起きてしまい。とりあえず寒いので暖かいミルクティーを作り、外が明るくなってきたので外に出てみました・・・。さぁ、2日目のスタートです。


2日目は極端に写真の撮影枚数が少ないです。原因はコースが長いのでゆっくり立ち止まって写真を撮っているヒマが無いことと、危険な箇所が多くカメラを出してられなかったということです。途中、途中、大きくはしょられているようなところには危険な箇所があったということですね・・・。

山行データ

2011年08月12日(金)~15日(日)
コース

1日目:(スタート)広河原~二俣~北岳肩ノ小屋~北岳~北岳山荘(ゴール)

2日目:(スタート)北岳山荘~中白根山~間ノ岳~農鳥小屋~農鳥岳~大門沢下降点~大門沢小屋(ゴール)

3日目:(スタート)大門沢小屋~奈良田(ゴール)

山名 北岳(3,193m)
中白根山(3,055m)
間ノ岳(3,189.3m)
農鳥岳(3,025.9m)
累積標高

1日目:(+)1,812m (-)425m

2日目:(+)884m (-)2,015m

3日目:(+)111m (-)958m

歩行距離

1日目:9.116km

2日目:12.467km

3日目:8.981km

所用時間

1日目:9時間56分

2日目:9時間41分

3日目:3時間22分

山行記

北岳山荘の脇から見た景色
【04時56分】

北岳山荘の脇から見た景色です。雲が多くキレイな朝焼けにはなりませんでしたが、撮影はしていたので何枚かアップしておきます。ちなみに、右端には富士山が写っています。

上の写真から少し左に振っています
【04時58分】

上の写真から少し左に振っています。

左のピークが北岳
【05時00分】

左のピークが北岳です。ここから見ても大きな山ですね。

北岳山荘のシルエット
【05時09分】

手前に北岳山荘のシルエットを入れてみました。

この後いい加減寒くなったので、テントに戻って朝食です。夕べの残りのピラフを棒ラーメンにぶち込んで(ビジュアルがよくないので写真は勘弁)胃に流し込む。

人間(私だけ?)ヘンなもんでお腹が満たされると根拠の無い余裕が出てくるようで、とりあえず間ノ岳はピストンするけど、テントも一緒に持っていこう、それで、もし、コースタイムとそれほど違わない時間で間ノ岳に到着することが出来たら、白峰三山縦走を続けてみよう・・・。一応予備日を1日設定しているので、最悪は農鳥小屋に一泊するものありかも・・・。なんてことを考え始め、早速テントを撤収して・・・

間ノ岳に向けて出発
【06時11分】

・・・間ノ岳に向けて出発です(出発前にここでもバッヂを購入)。休憩込みで2時間程度で着ければ、暗くなる前に大門沢小屋に着ける可能性大です。かといって最初から飛ばすとろくなことが無いのでゆっくり出発します。

稜線がキレイに見えます
【06時44分】

北岳山荘から30分ほど経ったところで振り返ってみます。昨日、今日と歩いてきた稜線がキレイに見えます。

中白根山到着
【06時55分】

40分程で中白根山到着です。悪くないペースです。ここで5分ほど休憩して間ノ岳に向かいます。

間ノ岳到着
【08時10分】

間ノ岳到着。北岳山荘からちょうど2時間かかりました。

ここから先に進むか、引き返すかちょっと悩みましたが、ここまでのペースを考えるとなんとか明るい内に大門沢小屋に到着出来そうなので、先に進むことにしました。その前に、前日のシャリバテを反省してカロリーメイトを食べました。

ここで始めてこのカメラ(GXR)はフラッシュが点灯しないのを確認しました。色々設定を変えたり強制発光させてもどうにも発光しません。山頂標が逆光だったので強制発光させたかったのですがダメでした。

写真左奥のピークが農鳥
【08時19分】

間ノ岳で10分ほど休憩して農鳥岳に向かいます。写真左奥のピークが農鳥岳です。はるか遠くに見えます。

比較的安全なルート
【08時25分】

間ノ岳を出発すると一度大きく下ります。急な所もありますがここから農鳥小屋までは比較的安全なルートです。

農鳥小屋到着
【09時22分】

1時間程で農鳥小屋到着。ここでも10程休憩して農鳥岳に向かいます。ここでもバッヂ2個購入。

間違って直進してしまいました
【10時30分】

途中、ほぼ直角に左に曲がらなければならない所で間違って直進してしまいました。今写真でみても指導標は直角に曲がるように指示してあるのに・・・、じつはこの時、かなりガスっていて、直進の尾根の次のピークに人影らしきものが見えたので、てっきりそっちがルートだと思ってしまいました。なんで間違いに気づいたかというと、コースの踏跡がここから極端に薄くなった(完全に無くなったわけではない)ことと、決定的だったのは後ろから来た人が直角に曲がっていったのを見て、ここでやっと地図を出して確かめてみて、始めて、あっ! オレ間違っている・・・。ということに気づきました。時間的に10分ほどロスしてしまいました。で、先ほど見えた人影はガスが薄くなったときによく見たら人が座って休憩しているように見える岩でした。ふ~、危ない、危ない・・・。

上部左側の少し高くなっている所が農鳥
【10時50分】

大きな岩稜によじ登ったり、巻いたり、下ったり、登ったりを繰り返して進みます。

上部左側の少し高くなっている所が農鳥岳です。山頂というより、稜線上の出っ張りって感じですね・・・。

こんな所を通ります
【11時02分】

こんな所を通ります。写真を撮っているってことはまだ余裕があるってことです。実際に危険なところでは写真を撮るどころじゃないです。

農鳥岳到着
【11時42分】

農鳥岳到着! これで白峰三山制覇しました・・・。でも、無事に下山しなくてはダメですね・・・。

ここからはあとは下るだけです。ここで休憩していたときに奈良田方面から登ってきた人に、この先のルートの状況を尋ねると、とにかく急な登りが多かった、ということでした。こちらから見ると急な下りが多いってことですね。十分に注意して進まなくてはならないようです。ここでは15分ほど休憩して、カロリーメイトを食べて大門沢小屋に向けて出発です。

異質なもの
【12時10分】

下っているときに、なにやら異質なものが立っていました。始めは何かの慰霊碑かと思いましたが、近寄ってみると、たんなる会社の宣伝のようです。この辺りには社有林がある、ということが言いたいようです。何もこんな所に立てることもないだろうに・・・。

大門沢への下降点
【12時34分】

大門沢への下降点です。鐘があります。昭和四十二年一月、この地で吹雪のために下降点を見つけられずビバークしたものの力尽きて亡くなった方の関係者が建てたようです。これだったら積雪時でも下降点を見失うことはないですね。関係者に感謝です。

ハイマツ帯をジグザグ
【12時36分】

下の方はかなりガスっているようですが、ハイマツ帯をジグザグに下ります。

キレイに着地
【12時39分】

一応(先ほどルートを間違えてますし・・・)、この先のルートを確認しようとザックから地図を出して確認し、背負いなおそうとしたら、サイドポケットから水筒が飛び出して、キレイに着地しました。だからなんだと言えばそうなんですが、ここはかなり急な斜面なのでもし横に倒れていたら、どこまでも転がり落ちていったかもしれません。

ハイマツの松ぼっくり
【12時40分】

ハイマツの松ぼっくりです。

谷側が大きく崩落
【12時51分】

途中、谷側が大きく崩落しているところに出ました。一応ロープを張っていましたが、その支柱ごと倒れているところもあったので、崩落は続いているのかもしれませんね。

コッチから見るとさらに怖い
【12時52分】

いま、下ってきたところを振り返って見てます。コッチから見るとさらに怖いですね・・・。

ダケカンバ
【12時54分】

ダケカンバが目立つようになると樹林帯に突入です。森林限界以下まで下ったってことですね。

ちょっと開けた場所
【13時01分】

ちょっと開けた場所に出ました。

ここにテントを張れそう
【13時03分】

ここには平らなところもあり、万が一途中で暗くなってしまった場合などはここにテントを張れそうです。恐らく実際に張った人もいるんじゃないでしょうか??? ただし、近くに水場は無いですが・・・。

間違いないことが確認
【13時09分】

なんとなく、今までは本当にこのルートで良いのか、ちょっと不安でしたがこれで間違いないことが確認できました。

とにかく歩きづらい
【13時28分】

このルート、斜面が急なのもそうですが、とにかく岩と木の根で歩きづらいです。段差が大きな所も沢山あってとにかく歩きづらいです。

壊れた梯子
【13時52分】

また、このように壊れた梯子が随所にあります。

まだかなりの標高差
【14時24分】

途中で水の音が聞こえてきましたが、一度大きく離れたため水の音が無くなり、再び聞こえるようになるとやっと沢が見えました。始めに水の音が聞こえ始めて、実際に沢を目にするまではかなりの時間がかかったような気がします。ただし、まだかなりの標高差があります。

沢というより滝
【14時25分】

これじゃ、沢というより滝ですね・・・。

だ、そうです
【14時31分】

だ、そうです。実際には試していません。

ナナカマドの実が赤く
【14時36分】

ナナカマドの実が赤くなっていました。

尾根をジグザグ下ります
【14時56分】

しばらくは沢の右岸の尾根をジグザグ下りますが、同じような傾斜で沢も流れているので、なかなか近づいてきません。

途中でルートを外れて河原に出られるところもありましたが、若者が5~6人休んでいたのでパスして下ります。

このルートの橋は総じて非常に危険
【15時05分】

そのうち、本流とは違う沢を何度か渡って・・・、っていうか、このルートの橋は総じて非常に危険です。まぁ、落ちても死ぬことはないとは思いますが、濡れるだけじゃ済まないようなところがほとんどだと思います。実際に落ちている人もいるんじゃないでしょうか??? 私も20回ぐらい通れば間違いなく1回は落ちそうです。

この橋も危険
【15時19分】

この橋も危険ですね・・・。

この後、緩やかな森の中を進んでいると腰掛けるのに丁度良い倒木があったのでそこで10分ほど休憩。再出発・・・

大門沢小屋到着
【15時51分】

・・・100メートルも歩かないうちに大門沢小屋到着。ふぅ~、2日連続で行動時間が10時間になってしまった・・・疲れた・・・。

受付でテント泊の申し込みをしたら、小屋の前(?)にあるテント場に設営してくれと言われたので、そこに行ってみるとすでにテントでいっぱいになっていたので、受付で裏(この小屋に来るときルートが裏からまわってくるようになっていたので、裏のテント場にはかなりのスペースが空いているのを知っていた)に設営していいか聞いたらOKだというので、裏にまわってなるべく平らなところを選んで設置する。

設置完了
【16時06分】

設置完了。ここはテント場でも一番沢に近く、水の音がかなり大きく聞こえていました。どのくらい大きかったかというと、この後、5時頃激しく雷が鳴っていたみたいだけど、一切気付きませんでした。

今日の夕飯
【17時28分】

今日の夕飯、お湯を多めに入れてスープ炒飯にして食べました。


なんとかここまできました。あとは3時間ほど下るだけですので、昨日に比べて気分はラクです。また、テント泊最終日なのでノンビリとゴロゴロしていました。

翌日は9時10分の奈良田発広河原行きのバスに乗る予定です。バス停まではコースタイムで約3時間半です。ってことはここを5時に出ればなんとか間に合いそうですね・・・。ということで明日は4時起床です。

3日目に続く

ルート図(2日目)(クリックで拡大します)

ルート図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50mメッシュ(標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)、及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第492号)

ルート断面図(2日目)(クリックで拡大します)

ルート断面図

ルート鳥瞰図(2日目)(クリックで拡大します)

ルート鳥瞰図

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